「植物文様」とは、植物の電位変化のデータに基づいた藤枝守さんによる作曲シリーズ・・・
2006年、千空間で
「藤枝守」さんに共鳴して展開した
「植物文様~うつろいのさま」展に関わりました。それから時が経ち、益々新しい展開をつづけていらっしゃるようです。去年、
10月18日に自由学園明日館講堂で行われた「モノフォニーコンソート2007」・・素晴らしかった・・その後なかなかイヴェントに行けず・・以下、お知らせ文を転記し、宣伝させて頂きます
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「クラヴィコードの植物文様」というCDがリリース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・クラヴィコードは、ご存知にようにバッハの時代の鍵盤楽器ですが、その繊細で微妙な音調によって、近年、しだいに注目を集めつつある楽器です。バッハなどの曲集のCDは出ていますが、おそらく現代曲でクラヴィコードだけの演奏のCDは、これが初めてかもしれません・・・
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3/29から六本木ミッドタウンのデザインハブというスペースで開催されている「1-Design for the Next」という展覧会に小さなサウンドインスタレーションを出品してます。
「宙づりのモノコード」という作品です・・・
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「モノコード」という一本の弦。それは、ピタゴラスにとって世界の秩序を響きによって知るためのツールとなり、ロバート・フラッドによって宇宙の象徴的なかたちとして描かれました。モノコードに鍵盤が付けられたクラヴィコードは、のちにピアノに進化し、音楽の近代化は一気に加速したのです。このモノコードを宙づりにしてみたらどうだろう。すると、秩序や象徴や近代化も宙づりになるかもしれません。両端の二つの分銅によって吊されたモノコードは、
交流電流を与えることによってふるえだします。そして、その微かなふるえは、モノコードを無窮動な振り子に転化させます。「ふるえ」のなかにつながり合う世界がきこえてきます。