人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ちょろり1日々徒然

chorori241.exblog.jp
ブログトップ
2011年 07月 18日

内在する小宇宙[folding cosmos]について

フォールディング・コスモス(内在する小宇宙)

2011年7月17日(日)- 18(月)
開館時間 : 17日12:00-21:00 18日9:00-19:00
会  場 : モエレ沼公園 ガラスのピラミッド Space2

~札幌展での関連企画~
1日2回の呈茶席を設けます
第1回目 16:30-17:30 定員25名
第2回目 18:00-19:00 定員25名
招待券が必要です。茶席の間はギャラリーには入場出来ません。
※東日本大震災への札幌市共同募金箱を設置しています。

主  催:フォールディング・コスモス実行委員会
特別協力:(株)カンディハウス
協  賛:茶の湯道具きくち、千秋庵製菓(株)、(株)ルミカ、青柳畳店
技術協力:札幌市立大学 細谷多聞研究室
武蔵野美術大学 古堅真彦研究室
取材協力:コロンビア大学 ヘンリー・スミス教授
助  成:社団法人北方圏センター、国際交流基金
制作協力:Neo Crafs Workshop 細谷佳世美 グラフィックデザイン 
企画協力:Art Crimson 岡田紅子
展示企画:倉島美和子

「内在する小宇宙[folding cosmos]」
—日本の伝統的な最小空間を、幕末の探検家、松浦武四郎が遺した「一畳敷[the one – Mat -Room]」の精神性を示す床の間をモティーフとして、日本人がもつ世界観の一形式を概念的なかたちで表現しています。生涯旅を続けた武四郎のように、世界を旅しながら各地の文化と交流していく象徴として、会場は方舟をイメージしたエレメントで構成されています。
 旅の先々の記憶を留める一畳敷で、武四郎は老いてもなお多くの客人と対話による交流を行ないました。今年はNYCの9.11の10年目にあたり、また日本では3.11が起こりました。生と死が一瞬のうちに通り過ぎる瞬間に、人々は「一期一会」を悟ります。悲劇の後の喪失感を埋める創造—芸術によって世界の人々が繋がっていく事は不可能ではありません。国内外で活躍するアーティストの作品を会場にちりばめ、時間と空間を共有する事によって「対話」が生まれます。
 日本では戦地に赴く前や、悲劇の後に心を鎮めて平常心に戻るために、形式となった所作の繰り返しである茶道を嗜む文化がありました。より積極的な交流として今回は「一期一会」のもてなしの茶席を企画に取り入れています。
 人それぞれがもつ記憶と、内在する小宇宙。かすかな光が揺らめく空間で瞑想と対話の時間を経験していただきます。

~札幌展後のNY予定~
September 3(Sat) - 11(Sun) 2011 New York
38 West 39th Street.3rd Floor New York. NY 10018
open:13:00-18:00 closed:September7(Sun)

by 2of4of1 | 2011-07-18 17:45 | FC~ 札幌・国内


<< 「内在する小宇宙」に参加するア...      「内在する小宇宙 foldin... >>